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2015年9月24日 (木)

直江実樹が語るYMOなあの頃…イベントに寄せて

飛び出せ☆シンセ仲間!第2回
YMOの「BGM」と「テクノデリック」を語る、とmicroKORG

の、MCの1人、直江実樹さんから、
「BGM」と「テクノデリック」強いて言えばどっち?に関してコメントを頂きました。

直江実樹が語るYMOなあの頃…

Naoemiki

ソリッドステイトサバイバーが我が家にあったのを確認したのは、長兄が高校の頃。友達から借りてきたらしい。

長兄のステレオをもらった頃に、あった筈と思ってレコード棚を探して無かったから、たぶん、そういうこと。

79年は小学校6年、80年の中一の頃、通学に25分ほどかかったので、友達と口ずさんでいた曲に、テクノポリスとライディーンがあった。

BGM、テクノデリックがリリースされたのは81年。ラジカセ手に入れたのが中一で、レコード屋通うようになるのが中二。

81年は自分のリスナー元年とも言える時で、自覚的にFMやAMを聞き出してる。

友人の家でレンタルレコードをダビングしてた頃。

で、YMOでいうと差別化が図られたのが、この時ではなかろうか?

継続してYMO好きの友人などは、BGMとテクノデリックへの思い入れの強い人が多かったような気がします。

だから、容易に聴かせてくれなかったのです。断片的に聴いてたような気がします。

自分がプレイヤーを入手するのは高校1年でレコードを買い始めるのもその頃なので、もうYMOは散開の頃。

自分はこの頃、YMO関連では、たぶん、スネークマンショーを一番聴いてた様に記憶してます。

とはいえ「いわゆる」と言われれば「テクノデリック」と返すような、会話を仲間内でやってましたね。

82年になると「ブリキの太鼓」「アヴァロン」「ナイトフライ」といったところで、中学生が右往左往します。

セカンドブリティッシュインヴェイジョンがやってきます。

佐野元春やEPOにも嵌っていましたし、けっこう、世界中によそ見してるわけで、高校入ると爆発的にいろいろ聞き始めちゃうわけです。

今にして思うと、この2枚には好きな曲が詰まっています。

それまでのYMOがYMOじゃなくて、本当はこの時期こそがYMOのような気がします。

ユキヒロのボーカルもこの頃が好きですし。

とはいえ、いろいろ悩んで「SEOUL MUSIC」が入っている「テクノデリック」でしょうか。

この曲にはその後の坂本龍一が詰まっていて、ビルラズウェル辺り、アートリンゼイ辺りとの仕事とそのまま繋がります。

Pure Jamとか今、聴いても古くない。

まあ、その芽は「BGM」にあるんだと思いますが。

 

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TECHNODELIC / YMO

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